この度、日本行政書士会連合会会長に再度就任いたしました東京都行政書士会所属の常住 豊と申します。よろしくお願い申し上げます。
令和元年度と令和3年度の定時総会において会長に選任いただき、以来4年間、全力で職責を果たしてまいりました。そしてこの度、令和5年度定時総会において再び多くの皆様のご支援をいただき当選することができました。心より御礼申し上げます。
私は、平成6年10月に行政書士会に登録・入会して28年が経過しました。常日頃から行政書士の業務に誇りとやりがいを感じています。また、私の行動指針は「体験主義、現場主義、行動主義」です。改めましてこの指針を基に、会長としての任に当たらせていただきます。
私は「そうだ、行政書士に相談しよう!」という気運を全国標準にしたいと願っています。
地域住民や事業者の方々の中には、問題や悩みを抱えていても、誰に相談すればいいのかわからないという方もまだまだいらっしゃいます。私たち行政書士は、これらの方の人生や事業を成功に導いていかなければなりません。
そこで、私たち行政書士はリーガルサービスの町医者となり、総合医となり、課題を解決するときには専門医にもなって働かなければならないと考えます。そのためには、会員一人ひとりが業務の確立した行政書士になることが肝要です。許認可申請に代表される行政手続と相続業務などの市民法務の業務を会員に修得していただくべく、活動を充実させてまいります。また、依頼者の利益のために会員一人ひとりが活躍できるステージ作りに努めてまいります。
これらにより、地域住民や事業者の方々にとって、行政書士が生活圏にいる、事業者の営みに寄り添う、正に身近な良き相談相手として、地域に必要不可欠で有益な国家資格者としての位置付けを確固たるものにしたいと考えています。
私はこの理念を実現するため、かつ地域住民に愛され、期待される活動を飛躍させるため、引き続き会務に取り組んでまいります。
今後も行政書士制度の発展と行政書士の地位向上に努力をいたす所存ですので、皆様のご理解ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
日本行政書士会連合会
会 長 常 住 豊