日本行政書士会連合会では、国民・住民の皆様からの各種相談に対する行政書士による総合相談窓口として、「行テラス®」事業を、行政書士記念日である本日(2月22日)より開始いたします。
今や行政書士は、紛争性のない幅広い分野にわたる法律専門家として、官公署提出書類、権利義務又は事実証明に関する書類の作成業務を原則的に独占業務としながら、国民・住民の皆様のお困りごとやお悩みに対する相談に応じさせていただいております。また最近では、行政不服申立という紛争性のある法律事務にも一部関わることができることになりました。
「行テラス」は、そのような行政書士と国民・住民の皆様との、気軽でアットホームな出会いの「場」としていただけることを願って開設いたしました。行政書士と国民・住民の皆様との出会いの場というイメージに、「行テラス」という呼称がふさわしいと考え、商標登録も出願しお認めいただいたところです。
国民・住民の皆様が日常生活の中で遭遇される色々なお困りごとやお悩みについて、お気軽にご相談いただきますことが、この事業の目指すところです。
<行テラス®の事業内容>
・各都道府県行政書士会によるお困りごと・お悩み相談、行政法律相談(行政不服申立)窓口の設置、運営
・各都道府県行政書士会による地方自治体内の行政法律、許認可手続、住民相談等総合相談窓口の設置もしくは窓口支援
・「行テラス®」総合相談窓口の普及啓発
・その他付帯する事業
まずは、全国の各都道府県行政書士会における相談会などで事業を開始してまいりますので、お近くの相談会で「行テラス®」のロゴや、のぼり旗をお見掛けになりましたら、遠慮なく足をお運びいただければ幸いです。
日本行政書士会連合会といたしましては、今後も、行政書士が国民・住民の皆様にとってさらに身近で頼れる法律専門家となれますよう、行政書士制度の維持・発展に努めてまいります。