平成30年7月5日より、活発な梅雨前線による大雨が全国の広域にわたって数日間降り続きました。気象庁からは、数十年に一度の重大な災害が予想される「大雨特別警報」が11府県に発令されるなど、これまでに経験したことのない記録的な雨量となり全国各地で河川の氾濫、土砂災害が多数発生する事態となっています。
 この度の災害によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、全ての被災された方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。
 政府は8日に、災害対策基本法に基づき、平成28年4月の熊本地震以来となる非常災害対策本部の設置を決めました。
 日本行政書士会連合会といたしましては、まずは全体の被害状況の把握に努めているところですが、今後は、収集した被害情報を分析・検証し、被災者の権利利益の保全と早期の被災地域の復旧・復興に向けて、全国の行政書士会や、被災自治体をはじめとする関係機関と連携を図り、対応を検討してまいります。

平成30年7月9日
日本行政書士会連合会
会長 遠田 和夫